ラ・フルティエール社は、ギルマン家の二世代にわたってラズベリー、カシス、レッドカラントといったベリー類を自社農場で栽培してきました。
特にジュニファー種のレッドカラントの栽培は、この地に大変適しています。その歴史はフランス・ブルターニュのエヴェル渓谷でベリーを栽培する生産者として始まり、契約農家とともに最適な品種を選び育て続けることで、今や世界中から果実を集め製品へと加工するに至っています。長年培ってきた果実を選定する目が世界中のユーザーから評価され、今日最高品質のフルーツピューレを製造する会社のひとつであるとの信頼を得ています。
2006年、新たな殺菌システムを導入した新工場を建設しました。新システムの稼働により、工程の第一段階で果実をより自然な形で加工し殺菌することが可能になりました。また2014年出荷分より、ピューレの風味色味の安定・品質保持のために使用している原料の砂糖を、グラニュー糖からきび砂糖へと変更しました。精製工程の少ないきび砂糖を用いることで、より自然で美味しいフルーツピューレを、よりエコに配慮した形でお届けすることができます。ラ・フルティエールが求め続ける『より自然により美味しく(Naturellement bon)』を実感していただける、最高品質のピューレです。
私達はいつも、よりよい品種をもとめて世界中を廻っています。時にはいくつかの品種を組み合わせて加工し、より美味しくオリジナルなピューレを創りあげることが私達の使命です。異常気象やこれまで考えられなかったような地球規模での気候変動の中で、より美味しい果実を安定的に供給できるよう生産農家と強い信頼関係を築いています。
フランスで最も普及している国際的な食品安全認証規格、IFS(国際食品規格)認証を取得しています。製品の品質と安全性を適切に管理していることが、国際機関によって証明されています。
ラ・フルティエールでは、レウニオン諸島のサトウキビを原料とするきび砂糖を使用しています。きび砂糖はフルーツ自体の風味を損なわず、そのままの味わいを維持するのに役立っています。「フルーツピューレは、ナチュラルだからこそ美味しい」という考えが砂糖へのこだわりにつながっています。